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« 通販の桐タンスとの違いは | メイン | 桐たんす どういう形を選んだらいいのでしょう? »2008年3月11日
きものの収納って どうすれば?
あの まず しまっておくうえで重要なのは
サイズ と 湿気 これをまずおさえます
サイズは 着物に無理が行っていないか
無理に押し込んだり 折じわができたりしないか
ということ 無理な姿勢で長くいることは人間でもできませんから
人ができないことは 着物もできません
湿気は 変色 退色 かび 虫害 等のもとになります
湿気は じつは 家々によって大きく環境がことなり
ダンボールに入れといても大丈夫 という家もあれば
めちゃくちゃになってしまう家もあります。
そのあたりは まず 落ち着いて考える 周りを見まわす必要があります
家の中を見回して かびが出ているところがある
結露する という家の場合は かなり注意が必要です。
まず 置き場所ですが 一般に クローゼットは
他の部屋に対して 温度の変化が少ない分だけ
湿度変化が激しく クローゼット内で 結露する事があります
湿度計付きの温度計 又は 湿度計は 今はたいした金額ではありませんから
一度 確認しておいた方がいいかもしれません
70%を超える状態の場合は 黒麹黴が生える可能性があります。
この場合は とりあえず 防湿剤の使用をお勧めします
変色 退色 虫害 かび と それぞれの原因には すべて おおきく
湿度が関係しており 湿気を 抑えることができるのであれば
その問題の多くは解決します
防虫剤は どのような物に収納されるのであれ
まったく必要としないというわけにはいきません
脱酸素剤で 酸素を抜くか 窒素を充填する
とかの処理以外は 虫を殺す力は 収納の素材にはありません
生きた状態ではいると 殺せませんので
防虫剤は ある程度は必要でしょう
しかし 密閉度と 低湿度であれば 増えませんので
条件をきちんとしておけば それほどは必要としません
防虫剤が どれが という話題は ここでは触れませんが
どれにするかを決めることが重要です
変色については しみという問題もあって
酸化という問題もあります
退色については 今話題の
ホルムアルデヒトによる化学変化という問題もあります
ベニヤ板に囲まれたような収納環境では
衣類にとって言い訳がありません。
私は 桐たんす屋ですから だから桐たんすがいいんだ
という話になってしまうのですが
ここではとりあえず 桐たんすといってもそんなに高い物ではない
ということだけ言っときます
収納の目安については
http://www.aitoku.co.jp/tansu/meyasu.html
を 参照してください。
出し入れしやすい収納については
http://www.aitoku.co.jp/tansu/jirei-keijiban.html
を 参照してください。
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